前撮りをするメリットと、実際の体験レポート

前撮りとは、結婚式に先立って、ドレスや着物で記念撮影することです。
相場として5万~10万と高額にかかってきてしまうものですが、今回は実際に前撮りを行った時の流れと、メリットに感じた部分を書いていこうと思います。

 

和装希望で、検索してすぐに決定

和装で検索すると、まず出てきたのが「東京荘苑」でした。和装専門という事と、スタジオに行ける距離であった事、価格が届く範囲であったことからすぐにこちらで決定しました。

当日実際選んで、スタジオにて撮影

ホームページの申し込みで、ある程度「この柄が良い」と選んでおくのですが、それに伴って価格も変わってきます(良い柄はやはり高かったです!)とりあえずギリギリプラスにならない柄と少し足が出るものを選んでおきましたが、当日選んでみて、プラスの値段がかからないものでも十分素敵な柄だったので、安心しました。

意外と気軽

和装をするので、色々な装着をして結構な時間がかかってしまうかと思ったのですが、用意は何も無く、朝ノーメイクで向かって当日に着物を選び、メイクも着付けもお任せして、スタジオに行って1,2時間撮影して、あっという間に脱いで、半日で終了しました。

プロが勝手に誘導してくれる

決まったシーンを撮り終えれば終了のようで、カメラマンさんがあれよあれよとポーズの指示や表情の誘導をしてくれて、撮り慣れていない人間でも従っているだけであっという間に撮影してくれました。
私は標準の人間よりも低身長なのですが、カメラマンさんは用意のあった草履よりも厚底の物を頑張って用意してくれたとの事だったので、そういった対応もしてくれて有難かったなと思いました。

10分程度で選別、出来上がりは郵送

アルバムなどは後日郵送ですが、和装に相応しい皮の素敵な柄のアルバムがあったので、つい選んでしまいました。全体的に和の落ち着いたお部屋がコンセプトになっているようで、安心できました。

 

 

前撮りすることによるメリット

ウェディングドレス(洋式)に加えて和式の着物を体験できる(逆でもそう)

結婚式当日に衣装替えをして、洋式と和式を楽しむ方もいるかと思いますが、私個人としては一度の着替えで良かったなと思っています。
コロナの影響で挙式と披露宴が別日になってしまった身ではありますが、正直挙式だけで相当の体力を使いました。
ウェディングドレスを着用しましたが、腰はコルセットのように固まり、15cmの高ヒールを履いてとっても長いドレスを踏まないように慎重にみんなの前で歩くという所業はかなりの疲労でした。この上ヘッドおよび衣装を大掛かりに変える和装をするのは、相当な体力を要すると思います。そして当日、衣装だけでなく、替える行為自体にお金がかかってきます!
前撮りで別の衣装を落ち着いて撮っておくと、心の余裕を持って写真を撮れます。写真に疲労感がにじみ出る事も減るのではないかと、そういったメリットを感じます。

ウェルカムスペースに活用できる

結婚式の準備で知りましたが、花嫁はウェルカムスペースという、ゲストの入り口に「来てくれてありがとう!」と示すスペースを作るようです。自分たちのプライベートな写真をおしゃれに飾っていくのも素敵ですが、なかなか人に見せられる良い写真がない…!と困ってしまう方は、前撮りの写真を撮って素敵なアルバムを1つ用意しておけば、親族からも心象の良いウェルカムスペースが作りやすいのではないかと思います。

友人への挨拶に使える

最近年賀状の習慣が減っていますが、データを用いてLINEで送るも良し。わかりやすく綺麗な写真で友人に結婚報告ができると思います。和装にすると、新年の年賀状挨拶に最適です。

きものが着れる

私は成人式以来のちゃんとした着物を着させてもらいました。なかなか本格的な着物を着れる機会は少ないと思いますので、良い思い出として思い出すことができます。若いうちに着物を着られる事は貴重な機会です。

 

まとめ

結婚し、時間が経つと2人でやれるイベントはどんどんやるタイミングを失っていきます。その間に子供ができると、相当な重い腰をあげることになります。和装を若いうちに着られる機会は本当に少ないと思いますし、大切な人との1枚に納められたのはとても良い思い出になったと、2年経った今でも思えます。
金額でどうしても悩むところではありますが、その時の一瞬の思い出を作れるきっかけになればと思います。