結局何にお金がかかったの?結婚式の初期・最終の見積りを検証!

私が開催した結婚式は、少し特殊なケースになりました。
それは「コロナ禍」だったためです。

見積りを取った当時、コロナの存在は皆無でしたが、
コロナの影響で、挙式〜披露宴まで終わるのに2年を要しました。
2年前の初期見積りの条件から、最終見積りの条件を比べた上で、
結婚式で、結局何にお金がかかってしまったのか。
それを検証しようと思います。

 

1.結婚式条件の確認

私の初期見積りは、以下の条件となります。

。人数は50人規模
・挙式+披露宴
・リゾート地での開催のため、遠方から来られる方が大半
・冬開催予定

最終見積りので条件は、以下となります。

・人数はコロナ禍により縮小50人→25人
・挙式だけ行い、披露宴のみ別日開催
・挙式は秋開催、披露宴は冬開催

コロナの影響が明確に及び、人数も開催形式も時期も変わりました。
コロナが無かったとした場合、時期と開催形式(披露宴が別日になる)に変更が無いので、
・披露宴日時変更料
・衣装代
が浮いたと思います。
コロナ禍の影響を受けた項目はある?で後述します。

 

2.お金が変動したものランキング

1位 思い出を残す媒体(撮影・アルバム代)
2位 衣装代
3位 食事・引き出物・プチギフト
4位 お車代、宿泊費用

お金が見積りによって変動するのは、そもそも高額な項目です。

3,4位は、人数によってダイレクトに変動するものです。
しかし、お車代や宿泊費用は人数の規模によっては宿泊費だけ出す、や交通費をより遠方の方だけにするなど調整が可能ですし、
ご祝儀代を頂けるので、20人か100人か、と大規模に人数が変わらなければ、
そこまで変動要因とはならなそうでした。

一般的には、

・人数が少ないとご祝儀が少ないので負担が増える
・人数が多すぎるとお食事代・引き出物・プチギフト等が人数分かかってくるので負担が増える

と言われています。

あと見積り時に罠だ!と感じたのは、アルバム代です。
まだなんとなく「結婚式やってみるか~」くらいの軽いテンションでいた見積り当初。アルバム代金をよく見たら「挙式のみプロ写真撮影」を選んでいました。
披露宴は友人たちが撮るし、最悪それで良くない?くらいのテンションです。

 

・・・プロの写真は本当に違います。
終わってみて「すんごい、良い」と感嘆しました。
「挙式+披露宴プロ写真撮影
変更しました。
その代金は倍ほど上がりました。が!思い出作りなのだから、仕方がない!!と納得できる仕上がりになって、喜ばしいです。

もう一つ言えるのは、
細かくカスタムしてかかるお金です。
食事のアップグレードもそうですが、新郎の衣装を蝶ネクタイからネクタイに変えるとか、ゲスト向けにパフォーマンスを考えるとか、そういったことで積み重なってあっという間に万のお金が変動します。そこも、節約をお考えの方は、楽しさを大事にしつつ、精査が必要です。

 

3.コロナ禍の影響を受けた項目はある?

コロナ禍で予期せずかかってしまったお金は、まず延期料金です。
式場によっては延期料金がかからない、または延期ができないなどあると思いますが、私の式場は数万の延期料金がかかり、負担になりました。
さらに予期せぬ出費は「衣装」です。
元々は、当日挙式から披露宴まで行ってしまうはずだったのですが、挙式と披露宴を分けると、「新郎の衣装」と「父親たちのモーニング衣装」を2回借りることになるのです。これには驚きました。

 

 

4.節約できるポイントは?

第一にお金が変動するランキングに挙げたものは、変更すれば大幅に節約できます。
思い出を残す媒体に関しては、撮影をプロからゲストへ任せる。式場オリジナルアルバムをしまうまプリントなどで自己手配する。

衣装に関しては、正直に言うと、おそらく初期見積りだけで済むのはなかなか難しいと思います。
私も最初は絶対節約してやる!と思い、衣装に関し何らかのオプションは付けまい…と思っていましたが、
結果的に初期設定の衣装だと「平均身長、平均的な体型」のデザイン性をそこまで気にしない方向けのラインナップしか無く
少なくとも低身長な自分では、着こなせるラインの衣装で初期設定の物は見つけられませんでした…
また、
少し節約できるのは、花嫁が身に着ける小物類や手袋を自身で調達することです。私はメルカリで調達したことで、おそらく数万は節約することができました。

食事に関しては、ある程度の人数を呼ぶ場合は、そもそもアップグレードの食事を選ばない場合が多いと思いますので、ゲストの数自体を調整すれば、何とか節約できると思います。

また、冬季は非常に寒いので、他の時期と比べて比較的挙式開催料が安く設定されていると思いますので、そこは狙い目だと思われます。

 

 

5.まとめ

高額なものほどお金が変動しやすく、その項目を挙げてみました。
私自身は、コロナ禍で呼ぶ予定だったゲストが大幅に変わったことで、人数の変動が最も金額に影響しました。
また、衣装代にお金をかけてしまったので、身に着ける装飾品をメルカリで調達したり、ウェルカムスペースを自身の持ち物で駆使したりしてみましたが、
開催するとなると、お金はどうしても大きくかかってしまうものです。

結婚式はお披露目や思い出のために開催するものなので、節約ばかり考えると我慢ばかりの式になってしまい、後悔にもつながりますので、
費用の調整に折り合いをつけつつ、より幸せな結婚式の準備ができるよう、願っています。