私は、妊娠してはじめて「哺乳瓶を消毒しなければいけない」という事を知りました。
そして「出産したらすぐ母乳が出る」と思っていたので、
出産してすぐ哺乳瓶を使う事になるとは思ってもいませんでした。
(搾乳した母乳を最初あげることになった為です)
しかし出産前では、哺乳瓶を消毒する現場のイメージがなかなか持てず、
妊娠前でのグッズ購入はとても悩みました。
しかし、ひとまず妊娠前に買っておいて良かったものではありました。
急いで必要になったので、いざ必要になった瞬間に買うのでは悩みすぎていただろうと感じます。
哺乳瓶の消毒方法
哺乳瓶の消毒方法は、電子レンジ消毒、薬液消毒、煮沸除菌の3種類です。
自身の使い勝手以外に、哺乳瓶によって対応している消毒方法が異なることもあるので、使用する哺乳瓶に合った消毒を行いましょう。
妊娠後期までに、グッズの事は考えておいた方がいい
私は妊娠を機に、子供ができる前にやれることはやっておこう!と意気込んで子供のグッズをネットやインスタで予習しました。
しかし、実際使う前では「これは何なんだ?」と、説明を見ても今一つ使い方の想像ができず、似たような種類があるものでは決めるのが難しかったです。
慌てて買わなくて良いものか?と悩みました。
私は、妊娠後期に入る頃に大体買い終えましたが、切迫早産で突然育児に入りました。
なので、動けるうちに!
ネットよりもアカチャンホンポなどで実物を見た方が決断しやすいですし、ぜひ先延ばしにせず早めにグッズは購入することをおすすめします。
しかし、買った方がいいか悩むものは、出産前に商品のラインナップだけでも予習しておくと良いと思います!
たとえば「搾乳機」や「鼻吸い器」などは、出産後にその存在の意味を知りました。
みんな使うものではないんだ!という事を。
当たり前かもしれませんが、使うシチュエーションが想像できませんでした…
特に鼻吸い器は悩みました。夜中鼻をスピスピさせて寝苦しそうな赤ちゃんを横にし、そわそわしまくりました。
出産前に買って、使い勝手が悪くても頑張るというのは、予測不可能な赤ちゃんを前にしては、ストレスになってしまう…
できれば気に入りそうなものを、知っておくと楽になると思います。
結論の商品
最初に結論を書きますと、以下の商品がおすすめです。
3WAY 哺乳びん 消毒ケース
こちらは、電子レンジ消毒と薬剤消毒どちらでも可能な商品です。
アカチャンホンポが正規品のようですが、Amazonで購入したものもおそらく同じです。私はAmazonで購入しました。
この商品で消毒法を2つチャレンジしたので、その感想をお伝えしようと思います。
まずは薬剤消毒から始めました。
病院での消毒が薬剤(ミルトン)だった延長です。そこでは、専用のミルトンの容器とトング、ミルトン用の薬剤を利用していました。
退院してからも習って、薬剤消毒にしようと、ミルクポンを購入しました。
ピジョン Pigeon ミルクポン S 計量不要 顆粒タイプ 60包入
ミルトンと何が違うかというと、
ミルトンは、4Lの水で作成するという表記に対し、ミルクポンは2~4Lの水で良いとの事でした。
なので、調整の利くミルクポンを採用。
実際に、最初のころは1回の授乳時間に「搾乳ミルク2本」「ミルク(ほほえみ)」と3本同時に使用していました。
1日に8回(2~3時間おき)の授乳だったので、哺乳瓶は2~4本はフル稼働しており、4L使っていました。
しかし後半では1,2本しか使用していなかったので、2Lくらいで作ることができました。
また、1日交換せず連続使用できたのは楽でした。
そしてこの商品の良いところは、トングを使わずにカゴごと持ち上げて、取り出すことができる事です。
何度も水仕事をすることになって、手が荒れやすくなってしまっているので、カゴごと出して、一度水で軽く洗い流して薬液を落とすことができたのは嬉しかったです。ミルトンの専用容器の時は、トングで取り出していたので、面倒くさかったです。
入れるだけの薬剤消毒は、構造が複雑な搾乳機もボチャンと入れるだけだったので楽でした。
ちなみに薬液の匂いは水で流してもそこそこ残るので、苦手な方は迷うことなくレンジ消毒をおすすめします。
少し慣れてきて、搾乳機の出番がほとんどなくなった頃、レンジ消毒にチャレンジしました。
レンジ消毒なら、5分のレンチンで良いし、水も5mlで良いとのことで、経済的で楽かと思い、期待しました。
しかし、私には合いませんでした!
1.5分の出来上がり後、レンジの中が水蒸気だらけ
2.取り出す時、ほぼ確実に水が漏れる
3.単純にプラスチック部分も熱く、ミトンなどで取り出すのが面倒
4.蓋を開けたときの水蒸気が熱い
5.冷めるまで放置すると、乾燥を忘れて次の授乳時間になる(不衛生)
6.乳首が付着蛋白質の変性で変色した
7.シリコンを温めた独特のにおいが嫌だった
もしかしたら正しい使い方をすれば、1~6の悲しみは無かったのかもしれませんが、
使っている時は上記の使いづらさがあったので、
私は薬剤消毒派となりました!
消毒作業自体は漬けておくだけにしても手間がありましたが、
離乳食の始まる5,6か月までであっという間ですし、授乳回数が減って薬剤が勿体ないと感じる方は、レンジ消毒に変更しても良いと思います。
その他の消毒グッズ
ちなみに、その他検討したけれど、選択しなかった消毒グッズを以下にご紹介します。
コンビ 【日本製】電子レンジ除菌&保管ケース 除菌じょ~ずα バニラ
まずはじめに購入を検討しようとしたものです。3本を電子レンジ消毒できるタイプで、一番有名かもしれません。
なぜやめたかというと、思ったより大きそうで3本も使うのか躊躇ったのと、薬剤消毒が試せなかったからです。
哺乳瓶以外入れれなそうな雰囲気も感じました。
哺乳瓶の収納はお下がりを貰っていて、その他に色々入れたかったし、部品が面倒とも思いました。
リッチェル ほ乳びんレンジスチーム消毒パック 2本用 2個 (x 1)
除菌じょ~ずで悩んでいた時、そもそも3本も同時に使うのか?と悩んで小さめのサイズも検討。
しかし使う可能性も考えて、候補から除外。
実際これだとかなり頻回消毒する羽目になっていたので、買わなくて良かったです。
ピジョン 電子レンジスチーム & 薬液消毒ケース 1個 (x 1)
これはかなり悩みましたが、アカチャンホンポの3WAYの方が色が好きだったので、色で候補から外しました。
ミルトン)ママセット(容器+CP36錠)
最初はちゃんとした専用のものを病院と同様、使った方が良いのかと悩みましたが、
4Lは面倒だ!と却下。
番外:100均で容器を揃える
大きめの蓋つき容器が購入できそうなら、それに4Lまで目盛りを刻んで薬剤を入れて使用するのも悪くないか?とも思ったのですが、妊婦の身で100均を探し回る体力がなかったのと、素材が薬液と合わなかったときのリスクを考え、却下しました。
まとめ
・薬剤消毒は、コストはかかるが、哺乳瓶の本数とその他の道具があった場合、大変重宝した
・妊婦後期前半の動けるうちに、購入検討をしておいた方がいい!
途中で紹介した除菌じょ~ずαは人気のグッズだと思うので、おそらく使い勝手はとても良いのだと思います。
完全母乳、保育園のためにミルクを練習するくらいの本数でしたら、特に薬液消毒は高コストになってしまうと思いますので、電子レンジ消毒をおすすめします。
そして一番最初にご紹介した3WAYの商品はとっても使いやすかったので、ぜひ検討してみてください。
できるだけ負担を減らせる育児になりますように。